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抹茶と粉末茶 見た目同じなのに、ぜんぜん違う

 2018/01/22 オススメ!
この記事は約 10 分で読めます。
抹茶とパウダー茶は、どう違うのか? という疑問に悩む女性の画像

 

粉になっているグリーンのお茶 = 抹茶 ?

あなたは、そう思ってませんか?

ほとんどの人は、そういう認識だと思います。わたくし Rikyu がそうでしたから。

 

生産者と“微妙な話の食い違い”

BIO Rikyu Organic の始まりは、ヨーロッパへ抹茶を送ることから始まりました。

当初、鹿児島ではなく 関東近県から抹茶の生産者を探そうと農家さんを回っていました。で、綺麗な粉のお茶を見つけたので早速、交渉に入り話していると、どうも噛み合わない。

 

「新鮮な 抹茶を買い付けさせてください」

 

「そりゃ無理だわ」

 

「海外輸出は興味ありませんか?」

 

「そりゃ、あるけど・・・作ってねぇもん、抹茶」

 

「へ? だって、そこにある 粉のお茶は・・・??」

 

「パウダー茶だわ」

 

パウダー茶 と 抹茶

 

パウダー茶って、何よ? 抹茶とどう違うの?

 

今考えれば 超初心者の、ど素人の質問ですよ。普通の人は知らないだろうし、知らなくていい。

でも、抹茶の買い付けに行ってる人間が知らないのは恥です。初心者丸出し。足元見られて交渉にもなりませんよ。農家さんだって素人相手じゃ不安になる。こんなヤツと取引できない、と警戒されちゃう。

 

まぁ、思い立ったら飛び込んじゃうのが Rikyu の悪いところでもあり、良いところでもあるんですが・・・

ヨーロッパから、抹茶の引き合いがきてるんだから四の五の言わず 生産地にひとっ飛び! 走りながら考えるタイプなのです、わたくし。行動しながら勉強して行くので、やらかすことも多々ありますが、覚えるのも早い。良いか悪いかは置いといて、Rikyu はそういう性格だと思ってください。

 

で、農家さんたちはそんな当時 素人の Rikyu をバカにすることなく(呆れてはいたでしょうが)丁寧に教えてくれました。

 

抹茶とパウダー茶の大きな違い。それは、

 

茶葉 の違い、です

 

抹茶は 碾茶(テンチャ)という 抹茶専用の茶葉 を使います。

パウダー茶は、普通の 煎茶の葉 を粉にしたものです。

 

抹茶は 碾茶(テンチャ)という 抹茶専用の茶葉 を使う、と言いましたが

 

煎茶も 碾茶(テンチャ)も、元々は同じ葉っぱです。ただ、碾茶は 途中から 布や「よしず棚」などを使って茶畑を覆(おお)います。茶葉に強い日差しが当たらないように育てるためです。

 

なぜ そんなことをするかというと、

 

強い日差しが当たらないように育てると、野ざらしの通常の茶葉よりも旨みの多い柔らかな新芽へと成長するのです。そうやって育てた碾茶(テンチャ)には、お茶の 旨み成分のテアニンが爆発的に増えます。

 

布や「よしず棚」などを使って茶畑を覆(おお)っている写真

布や「よしず棚」などを使って茶畑を覆(おお)う

 

 

テアニンは、お茶に含まれるアミノ酸の一種です。 


摂取することにより、
リラックス効果に優れ、血圧上昇を抑制するので医学的にも利用されています。 「ストレスで無茶食いをして太る」のを抑えてくれたり、イライラの原因となる交感神経を鎮め、落ち着かせてくれます。

テアニンは、植物の中でもチャノキ(お茶が育つ樹のこと)とそのごく近縁種、そしてキノコの一種であるニセイロガワリにしか見つかっていないアミノ酸であり 、茶の旨味成分の一つ。玉露や抹茶など、特に高級なお茶に 多く含まれます。

 

抹茶の原料となる茶畑には、4月上旬に黒い覆いがかけられます。

それは、テアニンが渋味成分のタンニンに変化することを防ぐため。

 

「抹茶を飲むと、ホッとする〜♬」

 

と感じるのは 気のせいではなく、抹茶にはテアニンがたっぷりと含まれていて、リラックス効果が抜群。という科学的な裏付けがあるのです。

 

できたての抹茶が泡立って抹茶茶碗に入っている。美味しそうな画像

 

一方、煎茶は 日光を燦々(さんさん)と浴びてのびのび育ちます。

抹茶が「箱入り娘」「深窓の令嬢」だとすれば、煎茶は健康でスポーツ万能のお嬢さん。自由にハツラツと育てた茶葉を、蒸して揉んで乾燥させて、余分なものを取り除いて作られています。

 

茶葉は日差しを浴びると、旨み成分のテアニンが渋み成分のカテキンに変身。そのため、煎茶は碾茶に比べて旨み成分は少なく、渋み成分が多くなっています。

 

しかし、これは マイナスに捉えることではありません。むしろ、煎茶のアピール・ポイントです。

 

 

 

「渋み」が増すということは カテキン が増すということ。

 

 

 

ポリフェノールの一種であるカテキンには、糖分に働きかけて糖の吸収を抑える効果があり、食事で摂り過ぎてしまった余分な糖が脂肪に変わるのを防いでくれます。

 

カテキンには他にも、抗酸化作用、抗ガン作用、血圧上昇抑制、抗突然変異、血小板凝集抑制、抗菌、抗虫歯菌、血中コレステロール上昇抑制、抗ウィルス、抗アレルギー、消臭 という効能があります。血液中のコレステロール値を減少させ、内臓脂肪や皮下脂肪の燃焼を促進させる効果があるほか、殺菌作用に優れているのです。

 

そのカテキンの中でも、お茶に含まれるものは「茶カテキン」と呼ばれ、抗酸化力の非常に強いエピガロカテキンガレート(EGCG)という成分が含まれています。

 

こいつがスゴイ!

エピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶以外の植物からはまだ発見されていないこと、ウーロン茶や紅茶にはほとんど含まれていないことから、茶カテキンの特質の1つとして特に注目されています。
この物質の持つ抗酸化力は、ビタミンCの約90倍、ビタミンEの約23倍であるとも言われ、様々な疾患への治療薬としての期待も高まっています。

 

エピガロカテキンガレート(EGCG)は、もちろん 抹茶にも多く含まれています。が、煎茶は、抹茶以上に EGCG 成分がダントツに多く、「とても体にいい」と言えます。

 

碾茶(テンチャ) と 煎茶(センチャ)の違いを、写真を並べて解説している画像

 

 

ただし、煎茶には決定的な弱点が・・・

それは、煎茶は「お湯に溶かして一部の成分だけを摂取する」飲み方だということ。

紅茶もそうですが、お湯に仕出して飲む。

この方法だと、せっかくの豊富なお茶の栄養成分が たったの 30% 程度しか摂(と)れません。

逆にいうと、なんと70%もの有効成分が「お茶がら」に残って捨てられてしまうのです。なんとも勿体無い。

美容と健康の素を捨ててしまうので、結局 全てにおいて 抹茶の方が 煎茶を上回ってしまいます。

 

抹茶と煎茶の比較画像

さぁ、そこで登場するのが パウダー茶 です

上の写真で抹茶と煎茶を比べたら、その違いは一目瞭然。はっきり わかりますね?

 

だけど、パウダー茶 にしちゃったら、どうでしょう。もはや 見た目では わかりませんよ(汗

 

抹茶かパウダー茶か? パッと見では全然わからない、という画像。

さらに、カテキンたっぷりの粉末緑茶は、抹茶のように丸ごと食べる(飲む)ことで、ある部分 抹茶を超えた栄養成分の補給が可能になります。

つまり、煎茶も パウダー茶にすることによって「いいことづくめ」になります。

 

ある1つの懸念を除いては・・・

 

 

農薬問題

 

抹茶のように「丸ごと食す」のであれば、当然 茶葉の安全性が問われます。

お茶の葉には、通常栽培の場合 驚くほど大量の農薬をかけます。海外の「紅茶」の産地では 農薬があまりにも大量すぎて景色が霧にかすんだように見えます。洗い流しても茶葉の中に結構な量の薬品が残ります。

 

それを粉にして、いくら「健康にいいカテキンが豊富」だと言われても、体に悪い農薬も豊富ですよね。と言い返したくなります。

 

BIO Rikyu Organic が、現時点で「パウダー茶」を扱わない理由もそこです。

 

 

安全なオーガニックの、美味しいパウダー茶が まだ見つかっていないから。自信を持っておすすめ出来るパウダー茶に、まだ巡り合っていません。

 

もちろん、あると思いますよ。

でも、Rikyu はまだ探せてないので、見つけたらぜひ、あなたにご紹介しようと思っています。

 

 

味の違い:抹茶  VS  パウダー茶

 

手塩にかけ、大事に育てた碾茶(テンチャ)は、蒸して乾燥させて石臼などで挽き 粉末状にします。

 

 

ただし、石臼で挽かれる抹茶は選びに選ばれた「最高級の碾茶(テンチャ)」だけ・・・

 

 

石臼挽きの抹茶は、ごくわずか。ほとんどは機械で粉砕されます。

石臼挽きは 手間がかかるだけでなく、石臼に匂いがつきます。高価な石臼に「安い匂いがついたら」後で 高級な茶葉を使っても 安い匂いが混じります。

だから、絶対に「最高級の碾茶(テンチャ)」しか石臼で挽かれることはないのです。

 

それほどまでに、こだわるなら。抹茶とパウダー茶は、さぞや 味が違うんだろう、と思いますよね?

 

でも、抹茶を飲み慣れていない方には どっちがどっちか? あまりよくわからないと思います。見た目も一緒だし。

 

 

抹茶を飲むと一番に感じるのは、頭がシャキーン! と覚醒する感じ。眠気が覚めてやる気が湧き上がり、集中力が増します。

これは「カフェイン」の影響で、抹茶のカフェインはコーヒーより少ないものの「良質」です。スキッとするけど、変な頭痛が起こりにくい。抹茶の量を調整(茶さじ半分〜茶さじ1杯を300ml ぐらいのお湯で溶かす)すれば、いつでもお好みの抹茶が飲めますね。

飲むたびに「テアニン」の効果でリラックスし、本当にくつろげます。お茶の時間が楽しくなるのが抹茶独特の味と効果です。

 

一方、パウダー茶は テアニンの量が抹茶ほどではないので、リラックス効果はほどほどです。

味は、どこまでいっても煎茶の味。当たり前ですが、煎茶を粉にしているので煎茶の味がずーっとして、ここが抹茶と違うところです。ただ、この味の違いは何度も抹茶を飲んでいる人でないとわかりません。

また、カテキン効果はパウダー茶の方が上なので、その成分を丸ごと摂れるパウダー茶は、抹茶とはまた違った魅力がありますね。

 

以上が、抹茶と粉末茶(パウダー茶)の違いでした。

結論を言えば、どちらもとっても良いものです。

 

ただ、パウダー茶は農薬の少ない、できればオーガニックのものを選んで楽しんでくださいね。

 

番外編:粉茶と粉末茶(パウダー茶)とは違います!

 

最後に、抹茶とパウダー茶と似ているけれど まったく違うものもご紹介。

 

パウダー茶と粉末茶(最近の回転寿司屋さんに置いてあるお茶)を混同されている方が多いようですが、粉茶は製茶課程で結果として出てきた、細かく砕かれたお茶の一部。肉の切れ端のようなクズのことです。クズとは言っても、肉の切れ端を集めてハンバーグが出来るように、使い方次第で美味しくいただけます。パウダー茶は、湯のみに入れてお湯を注ぐだけで飲めますが、粉茶は茶殻が残ります。そのため粉茶を入れる時には、茶こしや茶パック、布袋などをご利用ください。

 

コクがあるのに後味サッパリ

粉茶(こなちゃ)は煎茶や玉露の製造工程で、ふるいかけた後の粉だけを集めたものです。業務用の寿司茶として関東方面で人気があり、おでん屋さんなどでも使われています。粉茶は粉状になっているので茶葉の成分が溶け出しやすく、色合いはやや濁った濃い緑色で、味や香りはあまり強くありません。

煎茶のように何煎も楽しむことは出来ませんが、一煎目は非常にコクがあるお茶が抽出されます。後味はサッパリとしているので、お寿司などを食べた後におすすめなのです。

 

粉茶のデメリット

※茶葉が細かく、急須の網に詰まりやすい。

※茶葉の成分がすばやく抽出されるため、煎茶のように何煎も楽しむことは出来ません。

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